DICTIONARY
用語集
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痛み

 痛みは、多種多様な適合刺激が存在し、科学的な刺激や極端な温度差、強い物理的刺激によっても生じる。そのため、痛みは生体が危険にさらされたときの危険信号の役割があると言える。痛覚受容器は、皮膚のみならず、全身のほとんどの部位(内臓、骨、筋肉、血管など)に分布している。

 痛みを引き起こす主な痛み誘発物質として、プロスタグランジンなどがあります。筋肉などに存在する血管内の血流が悪くなり、血管が細くなるとプロスタグランジンなどが血管内壁などにある、感覚受容器で感知され、神経線維を通った後に脊髄に伝わり、感覚神経を通じて大脳へと伝わります。

 筋肉が硬くなる要因となる物質の中にはカルシウムや乳酸が関係していると考えられています。これらは総じて「老廃物」という言葉で纏められたりもする。